
こんにちは。ともなり@ライフデバッカーです。
そんな疑問に答えてくれる書籍のポイントを要約していきます。
@moto_recruit
motoさんの「転職と副業のかけ算」を読みました✨脱サラ・社畜・サラリーマンオワコン💀みたいな論調があるけど、サラリーマンをインプットの場と考えれば、それも価値ありです✨
経費を削減しつつ、本業でインプット・副業でアウトプットを目指したい‼️
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— ともなり@ライフデバッカー│元SE│転職活動中│プログラミング学習中 (@tomonari_fe) January 3, 2020
みなさんの中で、一度は転職を考えたことはあるのではないでしょうか?
転職を考える理由はいろいろあると思います。
- もっとスキルを身に着けたい
- もっと給料をあげたい
- もっと働きやすい会社に勤めたい
日本人は、どこか「石の上にも三年」というように、続けることを美徳とする傾向があるように思えますが、今や転職はあたりまえの時代です。
みなさんも転職に関わる広告を一度は目にしたことはあるのではないでしょうか?
そういった広告があるということは、転職の需要があるということです。
以下表のとおり、毎年20人に1人が転職している計算です。
この記事では、自分のキャリアを見直すきっかけを与えてくれる本をご紹介します。
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- 今後のキャリアに悩んでいるサラリーマンの方
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- 老後が心配。年収を上げたい、副収入を得たいと思っている方
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- 就職活動中の学生
【著者】motoさんの紹介

amazon.co.jpより引用
本書の著者であるmotoさんは、本業で年収1000万円、副業で年収4000万円を稼ぐサラリーマンです。
motoさんは、もともと年収240万円の地方のホームセンター店員としてキャリアをスタートしています。
そこから4度の転職と、その経験をもとにした活動で年収5000万円を稼ぎ出す人材になられています。
これを実現したがの「転職と副業のかけ算」。
本書ではこれを、「誰にでもできる生涯年収を最大化させるための戦略」と紹介しています。
motoさんは、Twitterでも信をされているので、興味ある方は、是非ツイートをチェックしてみてください。
これからの時代での本当の安定とは何か?
本書の大前提として、これからの時代の流れについて、以下のように書かれています。
僕は、これからの時代における「安定」の定義は「企業への依存」ではなく、「個人で稼ぐ力」にシフトしていくと思っています。
でもどこか、自分は大丈夫と考えてしまってはいないでしょうか?
2019年はリーマンショック以降に1万人以上のリストラが行われた年でした。
本書では、以下のように書かれてす。
「安定」を求めて会社に入ってしまうと、企業に依存して市場価値はのびなくなります。自分で働き方をコントロールできる会社を選びその会社を利用することで自分の価値を伸ばしていくことが大切です。
安定は企業にもとめるのではなく「自分の能力」に求めるべきです。
この章の冒頭でも紹介した通り、企業に依存するのではなく「個人で稼ぐ力をつける」ということです。
そのためには、「会社に雇ってもらう」という発想ではなく、自分が会社を選び、そして利用するという発想が必要です。
具体的には、「転職」を手法とするキャリアアップと、給料以外の収入を得ることができる「副業」です。
転職によるキャリアアップのコツとは?
著者のmotoさんは、専門学校を卒業後、大企業の内定を断り地元のホームセンターに就職します。
なぜ地元のホームセンターだったのでしょうか?
私は、そう解釈しました。
仮に大企業に専門卒で入社した場合、最初に任される仕事は「コピー取り」「議事録作成」「電話播」のような小さな仕事から始まります。
そしてガチャ要素の強い教育が始まり、ついた先輩によって1~2年は有益にも不毛な時間にもなることになります。
motoさんは、そんな大企業の環境をえらばずに、ホームセンターで裁量ある仕事をガシガシ任させれます(奪い取る??)。
本来は、中堅社員が行う店舗レイアウト変更や店長出席する会議に出席します。最終的には採用まで任されます。
そしてmotoさんのすごいところが、成果までだしちゃう。
自分でブログを運営していた経験を活かして、ホームセンターの採用に貢献。
採用活動の成果によって、さんは別会社からオファーをもらい転職。キャリアアップします。
こういったmotoさんのマインドは、本書には以下のように書かれています。
仕事に慣れてくると、どうしても”すでにできる仕事”ばかりをしがちになります。そうではなく、やったことのないことに挑戦する機会をもらい、そこで成果を出す。これが次のキャリアに進む上で大切な姿勢だと思います。
つまり、
まさに階段をかけあがるように、一歩一歩キャリアを上げていきます。
ここで大切なのが大前提に、今いる会社で成果をだすことです。
成果を出すことで、次の仕事が舞い込んできます。
年収を上げる転職術とは?
具体的な転職術が本書にはいくつも述べられています。ぜひ読んでいただきたい。
ここでは、転職先の選び方について紹介します。
motoさんが推奨しているのが「軸ずらし戦略」です。
つまり、転職で年収を上げるには「業界」か「職種」のどちらかの軸を「年収の高い業種」または「年収の高い職種」にずらすのが近道なのです。
motoさんの転職は、以下の流れでされています。
小売業 ⇒ 人材紹介 ⇒ IT業界 ⇒ 広告業界
職種は営業をベースとしつつ、業界をどんどん高年収の業界にずらしています。
同業界同職種の転職ではなくて、業界または職種をずらしていくことが年収のコツということです。
マーケディング職:広告業界 ⇒ 金融業界
業界、職種のいずれかが一緒であることで、自分の経験を活かしながら新しいチャレンジをする姿勢を取ることができます。
サラリーマンにおすすめな副業とは?
最近では、個人で稼ぐ人が増えてきました。
SNSやYouTubeでインフルエンサーと呼ばれる人々が、「脱サラ」「脱社畜」「サラリーマンはオワコン」などと発信している姿を見た方も多いと思います。
確かに、個人でもお金を稼げる環境は整っています。
しかし、「明日からサラリーマンを辞めてブログやYouTubeで稼ごう!」と考えるのは、少し危険かなと私は考えています。
なぜならそういったインフルエンサーの方々はものすごい努力をされているからです。
私は、本書で紹介している手法が有効だと思います。
サラリーマンとして経験したことを、コンテンツにすることで副収入を得る手法です。
僕の経験上、サラリーマンがブログやコンテンツ配信でのお金を稼ぐには、本業で自分が苦労して得た知見をはっしんするのが近道です。
会社に所属することを、貴重な経験の場所ととらえるということです。
また、本業での収入があることで、長期的に副業に取り組むことも可能です。
- 本業でインプットして、副業でアウトプットする。
- 本業でディフェンスを固めて、副業で攻める。
会社に所属することで、給料ももらえて、副業のためのネタも集められると考えると、有益に思えますよね。
まとめ
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- 裁量ある職場で成果を出し続けよう
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- 軸ずらし転職で高収入業界職種にキャリアアップしよう
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- サラリーマンとしてインプットして、副業でアウトプットしよう
転職エージェントの使い方や、職務履歴書の書き方のポイントもあり、転職活動している方にはとても参考になる一冊だと思います。
気になる方は、是非手に取ってみてください。
本書は、Kindleで読むことができます。
Kindleについては以下の記事を読んでみてください。
それでは!!