
こんにちは。ともなり@ライフデバッカーです。
もしかしたら、本当の自分の生き方ができていない可能性があります。
そんな風に考えたことがある人に、ぜひ読んでほしい書籍を紹介します。
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▶️社会人10年超えの人は読んではダメ❌
\と、
前書きで言われつつも『人生の目的論 (Utsuさん著)』を読みました✨
「人生の目的」を持つことで、会社を目的のための手段と捉え、会社に依存しない生き方をする‼️
就活生向けの本ではありません‼️
#人生の目的論 https://t.co/aMY2Cx2nUb pic.twitter.com/iMjZArRFtq— ともなり@ライフデバッカー (@tomonari_fe) January 13, 2020
日本最大のYouTube就活塾を通じて、20卒就活において大きく結果を出す事ができた「人生の目的論」が本になりました!
私は18年間サラリーマンとして働いてきました。社会人3年目から、外資系IT企業 i2 Technologiesで世界一の売り上げを2年連続で達成。26歳で44人の部下を持つまでになったビジネスマンです。その後長らく外資系IT企業で要職を務めて、日本の大手企業のビジネスを再構築してきた人間です。大手企業を知り尽くし、そして変えてきた視点で、30年間変化の無かった「就活」や「若者のキャリア・モデル」を再構築したのが、この「人生の目的論」です。
「人生の目的」はそれに取り組む人自身の「モチベーションの源泉」です。それが熱中した「行動」に繋がります。それが日々の「あり方」を変え、その人の顔つきを作っていきます。それら全てを総称して「人生の目的論」としています。
したがって「人生の目的論」は、「自分の生き方」そのものです。これは就活をうまくいかせるノウハウではありません。キッカケは就活や転職(もしくは会社を辞めたい)でも良いでしょう。その際に自分の「人生の目的」を設定して欲しい。1万人いれば1万通りの生き方が存在するべきです。「人生の目的論」は、大企業に入るためでも、年収を上げるためでもありません。自分の生き方を設定し、熱中して生きてもらうためです。
本書の冒頭には、以下の注意書きがあります。
勤続10年を越える人は、読まないほうが良いかもしれません。失った時間に対する喪失感で溢れてしまうと思います。
断言します。読んだほうがいいです。
おそらくこの記事を読もうとする方に限っては、喪失感であふれてしまうことはないと思います。
勤続10年を越える人に読むことを薦めないいない理由としては以下があります。
- 社会は、1社目のレッテルで社会人を判断する
- 自分の経歴が自分を縛り付ける
- 経歴を重ねるにつれて、方向転換が難しくなる
でもどうでしょう?綺麗ごとではなく、チャレンジは幾つになってもできますよね。
この記事では、「自分の人生ってなんだっけ?」に答えを与えてくれる書籍を紹介します。
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- 就職活動をする学生
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- 勤続10年未満の20~30歳代のサラリーマン
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- 勤続10年以上の方で喪失感になんて絶対に感じない自身がある人
『人生の目的論』著者の紹介
本書の著者であるUtsuさんは、キャリア系YouTuberとして、チャンネル登録数15.4万人のチャンネルを運用しています(2020年1月17日現在)。
Utsuさんのチャンネルでは、就活や転職情報を発信しています。
特徴的なのが、ツイキャスで若者とスカイプを使った相談会を生配信している点です。
YouTubeにアーカイブあるので、視聴したことがない方は是非視ていただきたいです。
きっとビビるはずです。
え、誰・・・
え、どういうこと・・・
こわ・・・
でも大丈夫です。
10分もすれば、Utsuさんの優しさが画面越しに伝わってきます。
Utsuさんのキャリアを本書では以下のように説明されています。
私は18年間サラリーマンとして働いてきました。社会人3年目から外資系IT企業i2Technologiesに転職。2年連続で世界一の売り上げを達成した人です。26歳で44人の部下を持つまでになったビジネスマンです。その後長らく外資系IT企業で要職を務めて、日本の大手企業のビジネスを再構築してきた人間です。
つまり、外資系でバリバリ働き、これでもかと成果を出してきたスーパービジネスマンです。
そんなUtsuさんが、これまでYouTubeを通して若者と対話する中で感じ取った、現代の就職活動や働き方への課題。
それを解決するために提唱しているのが本書のタイトルでもある「人生の目的論」です。
Utsuさんご自身の「人生の目的」は、
というもの。
私の生き様を見て、「人生の目的」を持つ者の「強さ」を感じて欲しいと思う
世の中に溢れる就活や転職のテクニック本。
売るための本ではなく、本気で日本の若者を応援するために書かれた本だと思います。
今回は、今後の就職活動のバイブルとなるだろう「人生の目的論」のポイントを解説していきます。
『人生の目的論』の要約
人生の目的論とは何か?
人生の目的論って何?そんなの必要?なんかの哲学?
そう思うのも仕方ありません。私も「人生の目的」はハッキリ持っていません。
Utsuさんは、「人生の目的論」を以下のように表現していいます。
「人生の目的論」は、大企業に入るためでも、年収を上げるためでもありません。自分の生き方を設定し、熱中して生きてもらうためです。
私は以下のように理解しました。
「仕事とプライベートはきっちり分ける。仕事は仕事。割り切ってお金のためにやる。」
そう仕事をとらえる方がいます。
しかし、1日24時間の内、8時間仕事をします。人生100年の内、20歳台前半から65歳の40年余りの期間で仕事をします。
人生のピークの期間を仕事をしながら生きるということです。
といっても過言ではないのではないでしょうか?
本書では、人生の目的論は、あらゆることに取り組む「モチベーションの源泉」としています。
モチベーションが「行動」につながり、その行動が積み重なってその人の「生き方」を形成していく。
結果的に、「人生の目的論」は「生き方そのもの」を表すものということです。
人生の目的論から捉える会社とは?
「サラリーマンはオワコン」と発信しているインフルエンサーがいる中、Utsuさんは、
ことを薦めています。
そこに近づく手段として会社を利用させて頂く。お金をもらいながら勉強もできて、人脈も作れて、ビジネススキルも向上できる。会社に入るのは最高の手段です。
たしかに、会社に入ることはとても有益です。
考えてみてみましょう。
学校を卒業したばかりの20歳そこそこの若者に、20万円の給料を支給してくれます。
しかも、仕事を教えてくれますし、仕事に失敗しても怒られるくらいですんでしまいます。
学生の時とは違い、幅広い年齢層の中で、尊敬できる先輩にであえることもあります。
逆に反面教師となるような人に出会うこともあります。
それは、会社という組織に入ることで得られる経験です。
多くの方が、フリーランスに憧れたり、在宅ワークに憧れる気持ちはわかります。
しかし、いつも一人って意外と退屈かなと思います。
会社に所属して、サラリーマンとして働くことは、ダサくもないし、無益でもありません。
ただ、大切なポイントが「会社をどう選んだか?」ということです。
現代の就職活動の問題点
会社選びの基準を、自分の「人生の目的」を起点にできていたでしょうか?
- 有名な会社、安定した会社を選んでしまう
- 給料や福利厚生など待遇がいい会社を選んでしまう
- 自分が入れそうな会社を選んでしまう
就職活動や転職活動をした経験がある方は、納得できると思います。
例えば、志望理由や自己PRを履歴書に書く際に、応募する求人に書かれている人物像や企業の理念などに合わせて、書かなかったでしょうか?
就職活動は、数をこなすことで必ず採用が取れます。
私も大学生で就職活動をしていた時はそうでした。
最初は、なかなか内定がとれずに焦っていました。
しかし、徐々に書類審査が通るようになり、2次面接に進めるようになり、内定がとりやすくなってきました。
就職活動は、テクニックがあれば内定はとれるということです。
自己分析、企業研究、OB訪問、エントリーシート添削、面接対策。大手企業が様々なサービスを提供しています。
最近では、ネットで検索すれば、内定をもらった先輩方の情報ですら手に入ってしまいます。
つまり、企業に求められる人物像から、自分の持っている一面や、過去のエピソードをかき集めて、あたかもその企業にぴったりな人材になりきってしまう。
自分を演じてしまうのです。
しかし、どうでしょう。
そうした就職活動で、本当に自分にマッチした会社に入ることはできるでしょうか?
今や、毎年20人に1人は転職する時代です。
個人と会社のアンマッチが起こってしまっているのではないでしょうか?
このような就職活動の現状に、Utsuさんは警鐘を鳴らし、本来の会社選びの本質を教えてくれています。
就職活動をキッカケとして、会社に入るためではなく、自分を見つめ直すのが本来あるべき姿ではないでしょうか?
これから就職先を選ぶ人の道しるべ
これまで、「「人生の目的」を起点にして就活動をしよう!」という解説をしてきました。
しかし、Utsuさんの本来伝えたいメッセージは以下だと思います。
若者が熱中できる事で生きていって欲しい。それを応援しているのです。
せっかくの人生です。人生の半分以上を仕事をしながら生きていきます。
つまらない仕事をして時間を消費しているのではなく、熱くなれる仕事をしたい。
私もそう思います。
大切なポイントは、「人生の目的に近づく手段を択べているか?」ということ。
そのため就職するのが、大企業でも中小企業でもベンチャー企業でも、人生の目的に近づく選択であれば、他人にどう言われようが正解ということです。
場合によっては、就職が手段でなくてもよく、起業を選択としても良いという考えです。
最後に、本書を読んでいて心の残った文を紹介します。
なぜUtsuさんが、若者の熱中できる仕事探しを支援するかの回答です。
そんな若者が日本に増えてくれれば、日本は一流の国であり続けられるからです。なぜそれを無償で支援し続けるのか?なぜならそれが「私の人生の目的」だからです。
めちゃかっこいいですよね。
『人生の目的論』のまとめ
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- 人生の目的論を持つことは、自分の軸を持つこと
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- 就職活動は、人生の目的を起点にすること
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- 熱中できそうな仕事が見つからなければ、自分で起業したってOK
いかがだったでしょうか?
就活生向けに書かれた本書ですが、20代~30代の方にもおすすめしたいですし、それ以上の方には、自分の子供や後輩のために読んでもらいたい書籍です。
本書には、「人生の目的」を見つける方法も詳しく解説されています。
就職活動をしている方や、転職活動を考えている方には、ぜひ実践をおすすめしたい内容になっています。
ぜひ、本書を手に取っていただきたいです。
日本最大のYouTube就活塾を通じて、20卒就活において大きく結果を出す事ができた「人生の目的論」が本になりました!
私は18年間サラリーマンとして働いてきました。社会人3年目から、外資系IT企業 i2 Technologiesで世界一の売り上げを2年連続で達成。26歳で44人の部下を持つまでになったビジネスマンです。その後長らく外資系IT企業で要職を務めて、日本の大手企業のビジネスを再構築してきた人間です。大手企業を知り尽くし、そして変えてきた視点で、30年間変化の無かった「就活」や「若者のキャリア・モデル」を再構築したのが、この「人生の目的論」です。
「人生の目的」はそれに取り組む人自身の「モチベーションの源泉」です。それが熱中した「行動」に繋がります。それが日々の「あり方」を変え、その人の顔つきを作っていきます。それら全てを総称して「人生の目的論」としています。
したがって「人生の目的論」は、「自分の生き方」そのものです。これは就活をうまくいかせるノウハウではありません。キッカケは就活や転職(もしくは会社を辞めたい)でも良いでしょう。その際に自分の「人生の目的」を設定して欲しい。1万人いれば1万通りの生き方が存在するべきです。「人生の目的論」は、大企業に入るためでも、年収を上げるためでもありません。自分の生き方を設定し、熱中して生きてもらうためです。
本書は、Kindle unlimitedで読むことができます。
30日間無料体験もありますので、ぜひチェックしてみてください。
Kindleについて詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
また冒頭にも触れましたが、YouTubeでもUtsuさんが「人生の目的論」について発信していたり、若者の相談に乗ったりと、様々な発信を見ることができます。
気になる方は、動画も見てみるといいと思います。
それでは!!